災害対応ドローン
無人航空機 第二種型式認証取得
本機は宇宙航空関連企業(JIS Q 9100 認証取得済)でOEM製造・保守委託し、国産化を図るとともに5.7GHz帯使用の自動操縦・画像転送・データ転送を実現した専用GCSを使用、データ等の情報セキュリティ管理についてもオフラインでの運用が可能となっております。
2024年3月29日には第二種型式認証を取得しており、均一性基準、安全性基準ともに適合していることを国土交通省に確認いただいている機体となります。
なお、筐体は東レのT-800、カメラはソニー製、モータも日本製を原材料・部品として使用し、デュポン社製原材料をプロペラに使用するなど原材料・部品の大部分を日米欧で製造しております。
D-HOPE I

機体サイズ | 1,430mm×1,430mm×588mm |
ペイロード | 5kg | 対応環境温度 | 5℃~30℃ |
最大飛行可能時間 | 約36分 |
防塵防滴 | IP54 |
対風性能 | 14.8m/s |
最大離陸重量 | 17.16kg |
最大対地速度 | 18m/s |
最大飛行距離 | 12km (片道 6km) |
専用プロポ(GCS機能付)

- 軽量化を実現し、持ち運び可能なGCS内蔵(データ表示、音声機能付)
- 見やすいタッチパネル式10.1インチカラー液晶搭載
- 画像転送、機体制御機能搭載
- 多彩なミッション設定、自動飛行ルート設定が直感的に可能
- ワンタッチでホバリング、起点更新、自動帰還可能
- HDMI出力により外部モニタへの映像表現が可能
- 画像転送、機体制御は5.7GHz帯を使用
アタッチメント

※1080pフルハイビジョン標準カメラ内蔵

CE-IRVL (生産停止中)※
HD&赤外線カメラモジュール
BINOCULAR IMAGING MODULE
HDカメラと赤外線サーマル画像を融合、500m高解像度識別自動追尾機能、1200万画素、10倍光学ズーム
活用シーン:捜索、セキュリティ監視、消火活動支援

CE-36XNV (生産停止中)※
36倍ズーム暗視カメラモジュール
36× ZOOM NIGHT VISION MODULE
昼・夜自動切替、夜間での人物認識可能、36倍光学ズーム、32倍デジタルズーム
最低照度 カラー:0.5 lux、白黒:0.01lux
活用シーン:夜間捜索・救助、夜間監視

CE-30XZT
4K30倍ズームカメラモジュール
4K30 ZOOM TRACKING MODULE
4K、1200万画素、30倍光学ズーム、自動追尾機能
活用シーン:捜索、セキュリティ監視、調査、空撮


CE-FAC
救援物資投下モジュール
FIRST AID CACE THROWING MODULE
内蔵照準カメラで投下位置を正確に把握
食料、薬、衣類、通信設備を正確に投下可能
活用シーン:緊急物資輸送、野外救助支援

CE-3KFS (生産停止中)※
多機能カメラモジュール
MULTIFUN CTION CAMERA MODULE
可視光、赤外線サーマル、レーザー搭載
可視光解像度:1920×1080 p
赤外線画像:640×512 p
レーザー:測定距離1500m
活用シーン:セキュリティ監視、遭難者捜索


CE-MSP
物資輸送ウインチモジュール
REELS DELIVERY MODULE
最大高度150mからウインチ降下輸送可能
最大搭載重量5kg、自動切り離し、安全機能搭載
活用シーン:山岳救助、海上支援、市街地での輸送

CE-5POPCIV (生産停止中)※
5カメラモジュール
5LENS TILT PHOTOGRAPHY MODULE
5方向静止画を同時連続撮影可能
2.12億ピクセル、1:500図面測定
活用シーン:市街地3D映像、地理測量


CE-FEBL
消火剤投下モジュール
EXITINGUISHING BALL THROWING MODULE
消火剤ボール4弾搭載可能
内蔵照準カメラで投下位置を正確に把握
活用シーン:工場・住宅・自動車・森林消火

CE-GDSII
気体探知モジュール
MULTI-FUNCTION GAS DETECTION MODULE
約50種類の気体を感知可能
災害危険ガス感知、気体漏れ検知
活用シーン:災害現場支援、プラント施設監視


CE-SL02
空中照明モジュール
SEARCHLIGHT MODULE
明るさ:6500ルーメン
内蔵照準カメラで正確にスポット照射可能
活用シーン:緊急照明、救援現場支援


CE-DSI
警告ライト付拡声器モジュール
HIGH-ALTITUDE SHOUTING MODULE
LED警告ライト、MP3音声再生
音声120db:音声到着距離2〜300m
活用シーン:避難者誘導、現場指揮


CE-LBCS
水上緊急救命モジュール
LIFEBUOY THROWING MODULE
救助用浮き輪2個搭載可能
内蔵照準カメラで投下位置を正確に把握
活用シーン:河川・湖・海上救助


CE-IMH
ロボットアームモジュール
MANIPURATOR MODULE
最大グリップ重量4.2kg、内蔵カメラで正確に操作可能、200ルーメンサーチライト搭載
活用シーン:高度作業、捜索活動支援


CE-LJCS
救命胴衣投下モジュール
LIFE JACKET THROWING MODULE
救命胴衣4着搭載可能
内蔵照準カメラで投下位置を正確に把握
活用シーン:河川・湖・海上救助
※現在IC部品調達が困難なため
型式認証取得モデル

「センチュリー式 D-HOPE I-J01型」において、
航空法の定める無人航空機の第二種型式認証を
2024年3月29日付で国土交通省より取得しました。
※ウインチモジュール搭載パターンのみ
型式認証のメリット
2022年12月5日より無人航空機の新制度が開始されました。
これにより機体認証、無人航空機操縦者技能証明などが整備されております。
型式認証は「安全性基準および、均一性基準に適合している」と認められた機体に交付されます。
型式認証モデルではお客様がD-HOPE Iを購入され機体認証を取ることで、二等無人航空機操縦士免許取得者(目視外限定解除)であれば、ウインチモジュールを使用した目視外飛行運用では国土交通省へ特定飛行の事前申請・承認は不要になります。

必要になるもの
■:第二種機体認証済みの機体

■:二等無人航空機操縦者技能証明(目視外限定解除)以上

■:5.7GHz無線を使用しているため3級以上の陸特免許が必要となります。

機体認証のプロセスの省略
お客様が「機体認証」の申請をする際に、検査の手順を大幅に省略でき、さらに機体認証書取得のための手数料が安くなります。

無人航空機の第一種機体認証の手数料額
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001572190.pdf
VTOLモデル D-HOPE II(開発中)

想定スペック
ペイロード:50kg
航続飛行距離:60km(片道30km)