HDDを組み合わせてRAIDボリュームを作成します。

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Select Mode
モードを設定します。
基本的にはAutomaticを選択しますが、3台以上HDDがある状態でRAID1を作成したい際など、Automaticで選択できないRAIDを使用したい場合はManualを選択してください。 RAID Mode
各RAIDを選択します。
- ・RAID0
- 複数のHDDを並列動作させます。速度は速くなりますが、1台HDDが故障した段階ですべてのデータにアクセスできなくなります。
- ・RAID1
- 複数のHDDに対して、同じデータを書き込みます。
HDDが壊れても他のHDDが無事ならばデータにアクセスが可能です。
最低2台のHDDが必要となります。 - ・LARGE
- 複数のHDDを組み合わせてボリュームを作成します。
容量違いのHDDを複数組み合わせて無駄なく使う事ができます。
1台HDDが故障した段階ですべてのデータにアクセスできなくなります。 - ・RAID3
- 複数のHDDとパリティを書き込むHDDをもつボリュームを作成します。
HDDが1台壊れても データにアクセスが可能です。
RAID5と似ていますが、RAID3はパリティを書き込むHDDが固定となります。 - ・CLONE
- 複数のHDDに対して同じデータを書き込みます。
RAID1とほぼ同じ動作となりますが、こちらは最低3台のHDDが必要です。 - ・RAID5
- 複数のHDDを並列動作させ、パリティを書き込みます。
RAID0の速度とデータ保護を組み合わせたモードになります。
HDDが1台壊れてもデータにアクセスが可能です。 - ・RAID10
- RAID1を作成し、そのドライブを並列動作させます。
HDD2台分の容量が使用可能となります。
Select Disk
②でRAIDを選んだ後に、RAIDボリュームに指定したいHDDを選択します。Advance
RAIDボリュームに対して容量を減らしたい際に使用します。
※容量を減らすメリットは?
HDDの容量は各モデル毎に僅かに容量が異なります。
最初に用意したHDDの容量を厳密に調べた際に1.01TBだった場合、リビルド用に用意するHDDは1.01TB以上の物を用意する必要があります。
(カタログスペックでは厳密な容量までは記載していないことは殆どです)
この場合に1.01TBであっても0.99TBとなるように僅かに容量を減らしてRAIDを組んでおけば、リビルド用に用意するHDDは0.99TB以上のものがあれば良いことになり、リビルドの際に用意するHDDで困らなくなります。パスワード
作成するRAIDボリュームに対してパスワードを設定します。
パスワードを設定した場合、正しいパスワードを入力しないと削除ができなくなります。
※パスワードを忘れた場合、パスワードを調べる手段はありません。
※HDDを取り出して物理フォーマットを行うことで実質的にRAIDボリュームの削除は可能となりますので、本パスワードは使用はお勧めしません。
Confirmを押下すると、指定した設定でRAIDボリュームを作成します。
作成後、RAIDボリュームをOS側で初期化、フォーマットすると使用可能になります。