Aja System Testを使った負荷テストの実施方法

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Aja System Test

Aja System TestはAja Video Systemsが公開している、HDD/SSDの様々なテストができるツールです。
Windows版とMac版があり無料で提供されています。

主に書き込み・読み込みの転送速度を計測するベンチマークツールとして利用されていますが、負荷をかけることで普段使用しているHDD/SSDが正常に動作しているかどうかを確認できるエラーチェックをすることも可能です。

・買ったばかりの商品に異常が無いかテストしたい
・エラーが出たのでストレージケースに異常があるのかチェックしたい
などの場合にお試しください。

尚、テストを行う際には、できる限り最小の構成で、商品添付のケーブルを用いてください。
(他社製の長いUSBケーブルをご使用になっての異常報告がいくつかございます)

Aja System Testのダウンロードはこちら

Aja System Testの使用方法と負荷テストの手順

  1. ソフトの起動

    ソフトのインストールを行い起動するとメイン画面が表示されます。

  2. テストする項目の設定

    画面左側にあるメニューを操作しテストの設定をします。

    負荷テストに必要な設定項目は「Test File Size」と「Target Disk」になります。

    Test File Size

    書き込み・読み込みを実行するファイルサイズを設定します。
    負荷テストですので出来るだけ大きい容量を設定してください。

    Target Disk

    テストするHDD/SSDを指定します。
  3. Settingsで詳細設定

    左側メニューの一番下にある「Settings」をクリックすると詳細設定が表示されます。
    テストを繰り返し実行する場合、Start Test:の「Runs continuously」にチェックを入れてください。
    他項目はデフォルトのままで構いません。
    OKをクリックし設定を完了してください。

  4. テストを開始

    Startをクリックしてテストを開始してください。

    WHITE(=書き込み)、READ(=読み込み)の現在の転送速度が表示されます。
    繰り返しの設定にしているので、HDD/SSDが正常に動作している場合はStopをクリックするまでテストが続きます。

  5. エラーが出た場合

    テストの実行中に何らかの異常があると、エラーが出たり、デバイスの認識が切れたりします。
    この場合、OSやPCなどの本体側の環境か、接続したストレージ機器に何らかの問題がある可能性が考えられます。

    https://www.century.co.jp/support/repair.html
    こちらをご参照の上、問題点の切り分けを行ってください。

※Aja System TestはAJA Video Systems, Inc.によって作成されました。
 Aja System Testの使用についてはAJA Video Systems, Inc.の使用許諾をご確認ください。
 記載の画面やロゴデザイン、名称などは各社の商標ならびに登録商標です。