これdo台 M.2 NVMe(KD25/35M2NV、KD25/35M2NV2)についてのFAQ

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対象製品

FAQ

容量の大きいHDDへコピー可能ですか?
可能です。
増えた分の容量が使えるのかはOSやフォーマット形式によって変わります。
大きなHDDにコピーをした場合、余剰分の容量を使えますか?
これDO台はパーティションサイズなどの情報もすべてそのままコピーしますので、容量の大きいHDD/SSDにコピーを行ってもCドライブなどの容量は大きくなりません。
OSやフォーマット形式によって扱いが変わりますが、コピー後に操作を行う事で、余剰分の領域を使えるようにすることができる場合があります。
  • macの場合

    残念ながらmacの場合は余った領域は使えません。
  • Windows10の場合

    ディスクの管理を使って既存の領域を拡張できる場合があります。
    スタートで右クリックし、「ディスクの管理」を起動します。


    コピー後のHDDを探します。(この例では2TBのHDDを3TBにコピーした場合になります)



    データのあるボリュームの上で右クリックし「ボリュームの拡張」を選択します。



    「ボリュームの拡張ウィザードの開始」で「次へ」を選択します。



    拡張するサイズを指定します。
    初期では最大サイズに設定されていますので「次へ」を選択します。



    「完了」を選択します。



    既存のパーティションのサイズが大きくなりました。



    ※複数パーティションが存在する場合や、初期化の形式が異なる場合など、上記の方法では拡張できない場合があります。
HDDからSSDへのコピーは可能ですか?
可能です。
HDD→HDD
HDD→SSD
SSD→SSD
SSD→HDD
すべてのコピーが可能です。
ただし、特定のモデルで動作異常(相性問題)が発生する可能性はございます。
サポート外のOSでのHDDでもコピー可能ですか?
Whole HDD/SSDでコピーを行うことで、HDDのクローンを作ることは可能です。
ただし、コピー元とコピー先のHDDの容量の違いがあった場合や、HDDの固有情報を参照するようなプログラムが存在する場合、動作に支障が出る可能性がございます。
コピーした際のOSの扱いがどのようになるかはわかりかねますので、お客様の責任において行っていただきますようお願いいたします。
不良セクタのあるHDDをコピーに使うことは可能ですか?
本製品はHDD復旧ツールではありませんので、HDDデータの復旧に利用するのは想定外で、たとえコピーが行われたとしても、結果に関しては保証しかねます。
参考までに、不良セクタのあるHDDを接続すると以下の通りとなります。
  • コピー元に不良セクタのあるHDDを接続してコピーを行った場合
    →エラースキップをONにしておくと、エラーのある領域以外のデータがコピーされます。
     エラーのある領域はコピーされず虫食いの状態となりますので、不完全となります。
  • コピー先に不良セクタのあるHDDを接続してコピーを行った場合
    →不良セクタを検出した時点で処理が停止します。
PCに内蔵してあるHDD/ SDをコピー可能ですか?
本製品にHDD/SDDを接続する必要があるため、パソコンからHDD / SSDを取り出す必要があります。
コピーする前にコピー先のHDD/SSDをフォーマットしておく必要はありますか?
必要ありません。
コピー元のHDD/SSDのファイルシステム、フォーマットで上書きされますので、コピー先HDD/SSDのフォーマットは不要です。
ライセンスのあるプログラムの入ったHDD/SSDをコピー可能ですか?
HDD/SSDの固有情報を参照するような特殊なプログラムが存在しない限り、コピーを行うことは可能です。
ただし、コピーを行ったあと、そのHDD/SSDを使用できるのかは、そのプログラムのライセンスに依存する形になります。
プログラムのライセンス内容をご確認ください。
コピー元は3TBのHDDでデータが800GB入っています。System and Filesのコピーで1TBのSSDにコピーが可能ですか?
コピーできません。
WholeCopyの場合にのみ大→小のコピーが可能です。
コピー元のHDDの使用済み容量が少ないのですが、これをコピー元よりも小さなHDDにコピーできますか?
Whole HDD/SSD(HDD全体をコピー)時のみ、容量の小さなHDDへも可能ですが、コピー先HDDの容量がいっぱいになってしまった段階で処理が終了します。
そのため、データに関してはすべてがコピーできるかはわかりません。
例えば、容量2TBのコピー元HDDの空き容量が1TBのとき、空き容量以外の1TB分を1TBのコピー先HDDへコピーが可能かといえば、
・OSがデータをHDDのどの領域に書き込むかはわからない。
・本製品では「データがない」という部分も「ないというデータ」として扱う。

という点から、この状態でコピー元HDDの1TB分のデータの完全なコピーが可能かというと、HDDの状態次第となります。
データの完全なコピーをするのであれば、コピー元HDDと同容量、もしくは大きな容量のHDDへコピーを行ってください。



尚、Windows10の場合は以下の手順を行うことでコピーが可能です。

スタートで右クリックし、「ディスクの管理」を起動します。


コピーするHDDを探します。(この例では3TBのHDDをコピーします)



データのあるボリュームの上で右クリックし「ボリュームの縮小」を選択します。



縮小するサイズを指定します。
初期では最小サイズに設定されていますので「次へ」を選択します。
※デフラグの作業に数分~数十時間かかる場合があります。進捗状況は表示されませんのでご注意ください。
※HDD/SSD内のデータによっては縮小できない場合もあります。



ボリュームの縮小が終わり800GBのパーティションになりました。



これDO台のWhole Copyモードでコピーで1TBのSSDにコピーを行います。
コピーを開始する際に警告が表示されますが、「OK」を押下し、コピーを継続します。

コピー後のSSDを接続すると未定義の空き領域があるのでボリュームの拡張を行います。



ボリュームの拡張が終わり、1TBのSSDの容量をすべて使用できるようになりました。


Skip Errorsを設定にしたのにSkipにならずエラーで止まってしまうのですが?
Skip Errorsはコピー元のHDDにしか適用されません。
コピー先のHDDに異常がないかご確認ください。
コピーやイレースを途中で中断する場合はどうすれば良いですか?
CANCELボタンを3秒以上長押しすることで、コピーやイレースを中断することができます。
コピーが完了すれば、確実にコピーは行えていますか?
コピーの段階ではコピー先HDDとのデータ検証は行っておりません。
Compareの機能を使って比較を行うことで確実な確認が行えます。
また、エラースキップが発生した場合、不完全なコピーとなり、データにアクセスできない可能性があります。
故障していないHDDなのにS.M.A.R.T情報のシークエラーレートが異常な値を示すのですが?
一部のHDDは取得する項目が異なるため、エラーのないHDDでエラー回数とは異なる値が表示される場合があります。
弊社では、Seagate社製HDDにて異なる値が表示されることを確認済です。(2018年7月現在)
イレースが実行されないのですが?
HDDを1台だけ接続してイレースを行う場合、Target側にHDDを接続してください。Source側に1台だけHDDを接続してもイレースが実行されません。
また、Source側、Target側の両方にHDD/SSDを接続して消去したい場合、オプションによる設定が必要です。
イレースの処理が終わった後に下ボタンを押すと「[01]Source Unsupported!」というメッセージが表示される。
どういう条件で表示されますか?
Source側のイレースを無効にしている場合に表示されます。
(Source側のイレース有効、無効は6 Setup>6.3 Erase Masterで変更できます)
BitLockerで暗号化しているドライブをコピーできますか?
BitLockerの暗号化をかけた状態によって、コピー前の暗号化キーでロック解除ができない場合があります。
その為、あらかじめBitLockerでの暗号化を解除してからコピーを行い、コピー後に再度暗号化を行って頂くことを推奨いたします。
RAIDのHDDをコピーしたが、RAIDとして認識されない
これDO台のコピーは、HDDの先頭から順にコピーを行っていきます。
容量の大きいHDDにコピーした場合、リカバリ領域やRAIDの管理領域など、一部のシステムではHDDの最終記録領域にデータが記録されており、データの位置がずれてしまうことがあります。
そのため、コピー後のHDDの最終領域を見ても該当のデータが存在せず、エラーとなってしまう場合があります。

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SATA→NVMeでWindowsのSSDをコピーしたが、入れ替えて起動ができない
SATAとNVMeではWindowsのシステム構成が異なる為、コピー自体は可能ですが、コピーしたドライブでWindowsの起動は行えません。
残念ながらこちらは仕様となります。

※記載の会社名・製品名は一般に各社の商標もしくは登録商標です。