RACEN RGBゲーミングマウスMB (CRC-GMRGB03) マウスユーティリティの使用方法(『パフォーマンス』の設定)

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RACEN RGBゲーミングマウス MB (CRC-GMRGB03)のユーティリティの使用方法を解説します。
インストールについては、RACEN RGBゲーミングマウスMB (CRC-GMRGB03) ソフトウェアダウンロード をご参照ください。

ユーティリティの起動方法

デスクトップ上のCRCGMRGB03utilアイコンをダブルクリックして起動するか、『スタート』 >『すべて』 > 『CRCGMRGB03uti』と選択し、ユーティリティを起動します。

起動直後の画面

①ボタン
各ボタンの機能の割り当てを設定します。
②パフォーマンス
ポインターの速度(DPI)や、ポーリングレート等を変更します。
③ライト
マウス本体のライト(LED)の点灯状態を設定します。
④マクロ編集
特殊なキー操作や複数の組み合わせを設定する『マクロ』の設定を行います。

それぞれの項目をクリックして各種設定を行います。
以下のページで各機能を解説します。

『パフォーマンス』の設定

マウスのパフォーマンスを設定する画面です。

■DPI設定

マウスを動かした際にマウスポインタが動く速度を設定します。

crc-gmrgb03_topic2-01

①DPI設定の数を指定します。1~6段階まで指定可能です。

②DPI値を設定します。黄色のスライダーを横に動かすと数値を変更できます。
 数が大きいほどマウスポインタが大きく動きます。
 ※④で数値を入力して変更することもできます。

③LEDの点灯色を決定します。

crc-gmrgb03_topic2-02

 青いボタン(FIREボタン)の右下のLEDがDPI設定に応じて光ります。
 このLEDの点灯色を指定します。
 色の部分をクリックするとウィンドウが開きます。



 好みの色をクリックするか、R(赤)G(緑)B(青)を数値で指定してOKを押すとその色が指定されます。

④DPI値を数値で入力します。
 ※②のスライダーを動かして変更もできます。

■ポーリングレート

マウスのポーリングレートの設定を行います。



4段階から調節可能となります。
TIPS ポーリングレートとは?
ポーリングレートとは、マウスがパソコンに情報を送る頻度の設定になります。
1000Hzの場合、1秒間に1000回マウスの情報を送ります。
数値が高いほど、PCに細かく情報を送ることができるため、より滑らかで取りこぼしの少ない情報を送ることができるのですが、CPUパワーも多く消費しますので、必要以上に高くするとPCのパフォーマンスに影響する場合があります。
また、ゲームによってはポーリングレートが高すぎると取りこぼしが発生し、レスポンスが悪くなることもあります。
ゲームによって適切な値を探して設定しましょう。

■ポインタの速度

ポインタの速度を設定します。



黄色いスライダーを動かして設定してください。
数が大きいほど、マウスポインタが大きく動きます。
ポインタの精度向上にチェックを入れると、マウスを早く動かした際にポインタが大きく動くようになります。
TIPS 『DPI』と『ポインタの速度』はどう違う?
『DPI』はマウスを1インチ動かしたときにポインターが何ドット動くかを表す値となり、『ポインタの速度』はマウスから送られてきた信号を基にさらに動きを早くします。
厳密には『ポインタの速度』だけを上げると、細かい動作(1ドットだけ動かす)等がしづらくなり、動きが荒くなります。
『ポインタの速度』は6に固定しておき、DPIでマウスの速度を調節する方法がお勧めです。

■スクロール速度

マウスホイールの移動量を設定します。



黄色いスライダーを動かして設定してください。
数が大きいほど、ホイールを回した際にスクロールする量が大きくなります。
『1ページスクロール』にチェックを入れると、ホイールを1目盛り回した際に1ページ分スクロールを行います。

■ダブルクリックスピード

マウスのダブルクリックの判定時間を設定します。



黄色いスライダーを動かして設定してください。
数字が大きいほどダブルクリックと判定される時間が短くなります。
数値が小さいほどゆっくり押してもダブルクリックと判定されます。

■デバウンスタイム

マウスクリックが反応するまでの時間を設定します。



黄色いスライダーを動かして設定してください。
数字が大きいほど反応するまでの時間が大きくなります。
TIPS デバウンスタイムは短い方が良い?
マウスのスイッチは、内部で金属片が接触してクリックを検知するのですが、この動作を厳密に見ますと、金属片同士がぶつかった際に、跳ね返り(バウンス)が発生してダブルクリックのような動作になったりなど1回のクリックが複数回のクリックになることがあります。
この動作を防ぐために一定時間の反応を抑制する機能がデバウンスタイムとなります。
一般的なマウスは20ms前後に設定されていますが、この数値が大きすぎると、反応するまでの時間が長くなり、ゲームプレイに影響が出てしまいます。
また、短すぎると誤動作となる場合もありますので、ゲームにあわせ適切な速度に設定するのが良いでしょう。

『プロファイル』の設定

『パフォーマンス』で設定した設定をマウスに登録するウインドウです。
※ボタン、パフォーマンス、ライトの共通項目となります。

①プロファイル選択
『ボタン』で設定した組み合わせ(プロファイル)の追加や呼び出しを行います。
ゲームごとにプロファイルを作成、呼び出しなどが行えます。
※プロファイルの切り替えをボタンに割り当てる事はできません。
②プロファイル名変更
『ボタン』で設定した組み合わせ(プロファイル)の名前を変更します。
ゲーム名など判りやすい名前をつけると便利です。
③リセット
『ボタン』で設定した組み合わせを初期値に戻します。
④適用
現在選択しているプロファイルの内容をマウスに書き込みします。
マウス本体に書き込みしますので、ユーティリティをインストールしていないパソコンに接続しても、設定が有効となります。